2008年 夏の療育事業 |
◆2008年 夏の療育事業
8月23日〜25日
愛媛県西条市 湯の里 小町温泉「しこくや」方面
28家族92人
医師 佐野俊二(岡山大学病院心臓血管外科)
笠原真悟(岡山大学病院心臓血管外科)
新垣義夫(倉敷中央病院小児科)
福 康志(倉敷中央病院循環器科)
看護師 岡山大学病院小児科 2名
倉敷中央病院小児科 1名
ボランティア 9名
今年は、バスを2台貸し切っての出発です。
バス2台は、別々の場所から参加者を乗せ、早島インターから、いざ、四国を目指し出発!
途中、岡山と香川を結ぶ、瀬戸大橋上のサービスエリア、与島で休憩。
子ども号と大人号に乗り換えました。
子ども号では、ボランティアのお兄ちゃん、お姉ちゃん達が準備してくれたクイズや、風船運びゲームで盛り上がります。
1年ぶりに会ったお友達、初めて接するボランティアのお兄ちゃん、お姉ちゃん。
子ども達は、なんの偏見もなく、みんな仲良く大はしゃぎ♪
石鎚山ハイウェイオアシスでも休憩しました。
小雨の降る中、元気にアスレチックを楽しむ男の子組、ゆったり足湯を楽しむ女の子組。
親は買い物も楽しみました。
宿舎へ到着すると、夕食、お風呂と続きます。
初めて、親とは離れ、ボランティアのお兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒に大きなお風呂に入った子もいます。
子どもにとって、大きな自信につながりました。
また、胸に傷を持つ子ども同士、自分だけじゃない!そんな勇気が湧きます。
胸の傷跡の問題は、先生方を囲んだ夜の懇親会でも話し合われました。
今年は、大人になった病児(家族を持ち出産まで経験したお母さん)が、小さなお子さんを連れて、参加されました。
大人になった病児から直接思いや話しが聞ける、守る会だからこその懇親会でした。
2日目、朝は、夏休み恒例、ラジオ体操から始まります。
緑の帽子のボランティア中心に、さわやかな朝の空気の中で体操です。
午前中、愛媛県立総合科学博物館へ。
大きな施設の中を、それぞれお友達と一緒に見学しました。
午後からは、マイントピア別子へ。
トロッコ列車に乗って、坑道に向かいます。
涼しい鉱山の中では、昔の鉱山の仕事を体験し、皆で力比べ。
見学を終え、次は、皆、気持ちの良い冷たい水の中に手をつけ、砂金取りに、熱中しました。
夕方、宿舎に帰り、それぞれ疲れを癒します。
夕食後には、会員の親睦を目的としたレクリエーションで盛り上がりました。
3日目、最終日。
お昼前の到着を目指し、宿舎を出て、香川方面へ向かいます。
到着したのは、大きな船の建物、「こんぴら丸」です。
自分のお昼ご飯用に、手打ちうどん体験です。
大人も子どもも、頑張ります!!
自分で打ったうどんの味は、また格別♪
お腹もいっぱいになったところで、帰路に着きました。
今年の最年少病児は、11ヶ月の赤ちゃんでした。
小さな病児を連れての参加は大変ですが、皆、病児を育てた経験豊富なお母さんばかり。
皆で新米お母さんをサポートしました。
途中で、発熱したり、体調不良を訴える子もあります。
でも、心強いお医者さん、看護師さんがついてくれています。
こんなに心強い旅行はありません!!
来年、また1人でも多くの会員さんの参加をお待ちしています。
この事業は、多くの企業・団体
のご支援を得て成り立っています。
心から感謝申し上げます。ありがとうございました。